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基本方針(案)の1ページ<1背景>の中で
「農林水産業に被害を及ぼす」、「農林水産業への被害の問題」、「農林水産業(以下、「生態系」という)。」という記述がありますがこれに対する私の意見は、次の通りです。
まず、この法律の目的は、生態系の保全や生物多様性を守るためのものではないでしょうか?またそうあって欲しいと思います。にも関わらず「農林水産業」という言葉が繰り返し出てきており、第一に「農林水産業」を守るための法律であるように思えてなりません。また「農林水産業」という産業は、「生態系」に含まれるものなのでしょうか。私は、決して「産業」は「生態系」に含まれるものではないと思います。ですので、農林水産業への影響についての文言の削除を要望致します。
基本方針(案)の3ページ<1選定の前提>中で
「海外との物流が増加したのが明治時代以降であることを踏まえ、概ね明治元年以降に我が国に導入されたと考えるのが妥当な生物を特定外来生物の選定の対象とする。」という部分がありますが、この部分に対する私の意見は以下の通りです。
なぜ、「明治元年以降」なのでしょうか?その根拠もデータが示されていません。理由として、「分類学の発展」と「物流の増加」が挙げられていますが、この2点を理由にするならば、「明治元年以降」ではなく、戦後もしくは高度成長期以降とするのが妥当ではないでしょうか。特に、「海外との物流が増加」したのは、東京オリンピック以降の高度経済成長期1970年代以降とするのが、妥当だと思いますので、1970年以降に変更をお願い致します。
また、すでに「産業」や「社会」において管理または、有意義に利用されている外来生物に関しては選定の対象から外して頂きたいと思います。
基本方針(案)の4ページ<選定の際の考慮事項>の中で
「社会的に積極的な役割を果たしている外来生物」という部分がありますがこの部分に対する私の意見は以下の通りです。]
社会的に積極的な役割を果たしているとは、私は、社会、経済、文化、教育に深く関わっていることだと思います。また余暇という生活の重要で大切な時間に深く溶け込み有意義な役割をし、人々の役に立っている外来生物がいることも確かだと思います。ですので、私達にとって役に立っており、社会、生活に深く溶け込んでいる外来生物については、指定する際に十分配慮して頂きたいと思います。
基本方針(案)の4ページ<4特定外来生物の選定に係る意見の聴取>の中で
ア〜オ の「学識経験者」とオ 「当該生物を利用する者等関係者」という部分についての私の意見は次の通りです。
ア〜オの項まで5項目のうち4項目が学識経験者から意見を聞くとなっており、オの項目で初めて「当該生物利用者から意見を検討する」となっていますが、利用者は、普段から当該生物と日常的に接していますので、当該生物について多くの知識を持ち理解があるのは、学識経験者も利用者も一緒だと思います。また現場にいるのは利用者ではないでしょうか。ですので、「検討する」のではなく、しっかりと利用者から、現場からの意見を聞いて頂きたいと思います。
また、学識経験者と利用者の意見を対等に評価すること、対等に評価するためにも利用者の意見を聞く際も委員会形式でのヒアリングをして頂きたいと思います。また、当該生物を日常的に撮っているカメラマンや、学識経験者の方々も、生態学、水産学以外に倫理学や経済学などの学識経験者などからの意見も聞くなど幅広い視野で様々な意見を中立の立場に立って対等に評価して頂きたいと思います。
基本方針(案)の7ページ<放つこと、植えること又はまくことの禁止>の中で
「既に野外に存在することで飼養等又は譲渡し等に係らない特定外来生物を捕獲又は採取した直後に放つ等の行為は本法第9条の対象とはならない」という部分についての私の意見は次の通りです。
私は、この部分については賛成したいと思います。外来生物といえども皆、命ある生き物です。すでに野外に存在しており、その外来生物がすでにそこにある生態系に溶け込んでいる場合には、捕獲又は採取した直後に放つことを禁止することは、無用な殺生でしかないと思うからです。ですので、この部分については賛成ですし、修正する必要もないと思います。
基本方針(案)の9ページ<計画的な防除の実施>の中で
「国、地方公共団体、民間団体及び土地の所有者・管理者等の関係者が連携して計画的に防除を進めることが必要」、「合意形成をはかりながら防除を実施するため、学識経験者、関係行政機関、自然保護団体、地域住民のほか、必要に応じて農林水産業団体や狩猟団体等からなる協議のための場を儲け」という部分についての私の意見は以下の通りです。
防除計画の作成や実行方法ついて検討する際、また防除実施計画の実施可能性及び実行状況を分析・評価する際に当該生物に一番近いところにいるはずの利用者が含まれていないのは、なぜでしょうか?利用者抜きでの防除計画は、利用者を無視することになると思います。また利用者にとっては、利用者の間では混乱が生じる原因になると思います。また、防除計画の実施可能性及び実行状況を分析・評価する場においても計画は、十分な調査、資料集めをした上で行われているのか利用者が意見を述べられる権利を与えてほしいと思いますし、必要不可欠な権利だと思います。ですので、防除計画の作成・実施の場に利用者も参加することを要望致します。
基本方針(案)の10ページ<防除の実施に当たっての留意事項>の中で
「国土保全等において大きな役割を果たしている特定外来生物については、当該特定外来生物の果たしている役割を考慮し、防除の実施に際して関係者と十分に調査を図る」の部分についての私の意見は次の通りです。
「国土保全等」に加えて「社会的」「文化活動」に十分に役に立っている外来生物もいるはずです。ですので、「社会の役に立っている特定外来生物」についても「国土保全等の役に立っている外来生物」と同様に関係者、利用者と十分に調整を図った上で、防除計画を策定するよう要望致します。
基本方針(案)の10〜11ページ<防除の確認・認定>の中で
「緊急に対応する防除」、「従事者の台長を整備することができること」、「防除を行う者は、防除を行う時は、確認又は認定を受けていることを証明する書類を携帯すること。」の部分についての私の意見は次の通りです。
まず、「緊急的に行う防除」の定義が不明瞭ですので、定義を明確にして頂きたいと思います。また、計画に無い防除は禁止して頂きたいと思います。これは、個人、団体などが、勝手な理由などで計画にない防除活動が行われないようにするためです。防除の際の混獲や誤捕獲をさけるために「不特定多数の人を防除に強制的に参加させない」といった記述を追加して頂きたいと思います。これは、防除したくない人まで、駆除を強要することはあってはならないという理由もありますので、強く要望致します。また防除を行う全ての人は登録制にし、登録している人以外は防除できないようにして頂きたく思います。これは、防除の確認・認定を適切に行うために不可欠なものだと思うからです。また防除したくない人に参加を強要することを防ぐためでもあります。
私は、今年22歳になる大学生です。12歳の時にブラックバスという魚そしてバスフィッシングという遊びと出会いました。そして10年たった現在でも続けています。なぜなら、ブラックバスとバスフィッシングが大好きだからです。もしバスフィッシングと出会ってなかったら、水辺の環境に関心も無かったですし、今回パブリックコメントを出すこともなかったと思います。ブラックバスが近年、在来魚が減った犯人として騒がれていますが、本当にそうでしょうか?私は、ブラックバスが犯人ではないと思います。本当の犯人は、川を堰きとめダムを作り、湖や川の岸辺をコンクリートで固めてしまった私たち、人間であると思います。川を堰きとめたことによって、魚は、遡上することができなくなってしまいました。岸辺をコンクリートで固めたことによって、魚は、産卵する場所を失いました。魚たちが減ったのは、自分達の都合で自然を破壊し続けている人間へ自然界からの警告だと思います。しかし、この警告もほとんどの人には、届かないでしょう。なぜなら、人生きていく上で大切な水なのに、水辺には、ほとんどの人が関心や興味がないからです。でも、バスフィッシングをしている人たちは、誰でも水辺の環境に関心を持っています。自然や環境問題について真剣に考えている人もたくさんいると思います。もし、ブラックバスが特定外来生物に認定されれば、バスフィッシングをしている多くの人が水辺から離れていくことでしょう。これは、水辺の環境を守っていく上で、非常にマイナスなことだと思います。ですから、ブラックバスを認定しないでください。
また、多くの人が、休日の楽しみ方の一つとして、バスフィッシングをしています。自然の中で遊ぶことが余りなかった子供たちも、夢中になってサオを振っています。大人も夢中になってバスフィッシングを楽しみ、仕事で疲れた頭と体を自然の中でリフレッシュし充電する人もたくさんいます。こんなに、人々の文化的活動、また生活に有意義に溶け込んでいる魚は、他にいないと思います。また、これだけ人の心を動かす魚もいないと思います。
私を含め、バスフィッシングを楽しんでいる人たちは、ただただバスフィッシングを続けたいだけ、それだけなんです。ですから、ブラックバスを特定外来生物に認定しないでください。
最後にもう一つ。ブラックバスも他の外来生物も皆、命という大切なものを持っています。
無闇に殺すことだけは、やめてください。殺すという痛みからは、何も生まれません。
少しでも参考にして頂けたらと思い、コメントを書いた次第です。よろしくお願いします。
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